在宅支援
「自分らしく生きる」「自分らしい人生を送る」在宅医療のご案内
誰にでも老いはやってくるものです。病気もいつ発症するかはわかりません。そうなったときにも、「自分らしい生き方」「自分らしい人生を送りたい」不安のない安心できる生活を、これまでと同じ場所・地域で送りたいと望むのは当たり前のことです。これまで、家族を、地域を、日本を支えてきた皆様を、日本の保険診療は在宅医療という形で支えようとしています。済生会みすみ病院はこれまで、救急医療、回復期リハビリ医療を地域の皆様に提供して皆様の生活を支えてきました。こうした日々の診療を送る中で、高齢者の1人世帯・2人世帯の皆様の中に、自分で運転できない・通院のたびに離れて暮らす家族へ手伝いを依頼する・感染への恐れ等で人が多い場所を避けたいといった理由で病気の治療をためらっていらっしゃる住民の方々を多数経験してきました。また、普段は高血圧や糖尿病の治療程度で運転でも何でもできるが、心臓や脳の急性疾患にかかったときにすぐに駆け付けてもらえる、救急外来に受診できるといった安心感が欲しいという方もいらっしゃるでしょう。日本人の2人に1人はがんにかかる時代です。たとえがんになっても、治療後や再発後に自宅で過ごしたいと思うことでしょう。こうした、自分らしく、自由に、自宅で今まで通りの生活を送りたいという皆様方の声にお応えするのが在宅医療です。皆様方の思いをあきらめることはありません。済生会みすみ病院は、今までも行ってきた在宅医療に今後さらに力を入れたいと考えております。
2025年4月 院長